今回は相続などで手に入れたものの、住む予定がない一戸建ての扱いについて考えていきましょう。
放置していてもいいことは何もないので「売るか貸すか」のどちらかを選ぶことになりますが、どちらを選ぶのがおすすめなのか?
ここではその判断の参考となるように、さまざまな視点で比較していきます。
一戸建てを売る?貸す?どっちが向いていそうかの視点で比較
一戸建てを売るのか貸すのかを判断する参考のひとつとなるのが、所有者の意向を確認することです。
たとえば以下のような考えや条件に当てはまる場合は、売るほうが向いている可能性が高いです。
●維持管理費の費用負担や手間をかけたくない
●住宅ローンの残債がある
そして、以下のような考えや条件に当てはまる場合は、貸すほうが向いている可能性が高いです。
●長く家賃収入を得たい
●家そのものに思い入れがあるため、完全に手放すのをためらっている
一戸建てを売る?貸す?それぞれのメリット・デメリットで比較
一戸建てを売るか貸すか、それぞれのメリット・デメリットを比較して、どちらにより魅力を感じるかを判断するという手もあります。
まず、一戸建てを売る場合のメリットは、まとまったお金が手に入るとことと、管理やメンテナンスが不要という部分が挙げられます。
そして、売る場合のデメリットは、売却して現金化するより保有していた方が相続税評価額が安くなるため、相続税対策にはならない事が挙げられます。
最後に一戸建てを貸す場合のメリットは、家賃による長期的な収入が見込めると立地条件が良く、維持管理もしっかりできていれば長く資産価値を保てるが挙げられます。
そして、一戸建てを貸す場合のデメリットは、家賃収入は絶対ではない、空室リスクがあると管理や修繕義務がともなうため、その手間や費用が負担となるが挙げられます。
一戸建てを売る?貸す?それぞれの収支を推定して比較
一戸建てを売るか貸すか、それぞれの収支をざっとシミュレーションして、金銭的な魅力度を比較するという手もあります。
売る場合のシミュレーションは、過去の近隣の類似物件取引事例や査定額などから売却価格を想定し、そこから仲介手数料の費用や譲渡所得税を差し引いて計算しましょう。
ちなみに、譲渡所得税は、譲渡所得(売却益)が出たときのみかかる税金ですが、マイホームの譲渡所得税については3,000万円の特別控除が適用できる場合が多いので、適用条件に当てはまるかどうか確認し、当てはまりそうなら控除したうえでシミュレーションしましょう。
貸す場合のシミュレーションは、近隣の類似物件などから年間家賃・共益費収入を想定し、そこから年間の管理・修繕費用(管理会社に委託する場合は年間委託料も)・火災保険料・地震保険料・固定資産税・都市計画税などを差し引いて計算しましょう。
ちなみに、収入としては家賃や共益費以外に入居時の礼金も入りますが、上記のシミュレーションでは、こまごまとした諸経費の支出は入れていませんので、礼金分は諸経費に回すぐらいに考えておくといいでしょう。
まとめ
今回は、住む予定のない一戸建てを売るか貸すかの判断の参考となるさまざまな視点での比較をご紹介しました。
どちらもメリット・デメリットはありますが、不動産に関してお悩みのことがあれば、弊社までご相談ください。
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