京都府の南部に位置する長岡京市は、日本の首都だった過去もあり、歴史を感じられる人気エリアです。
大阪・京都市内への移動がしやすく、交通の利便性も高いでしょう。
今回は、そんな長岡京市で行列巡行を楽しめる長岡京ガラシャ祭にフォーカスします。
ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。
長岡京市の長岡京ガラシャ祭の見どころは行列巡行!
長岡京市で毎年11月になると開催される長岡京ガラシャ祭は、大きな市民イベントとして、平成4年から開催されています。
勝竜寺城公園の完成を記念してスタートしました。
細川ガラシャの愛と感動の物語をテーマにした行列巡行が見どころです。
行列巡行は、下記のとおり、歴史文化・お輿入れ・町衆祝いの3部門で構成されています。
●歴史文化…長岡京ゆかりの人物の行列
●お輿入れ…細川ガラシャの婚礼の儀に関係する人物の行列(公開抽選会によって一般公募のなかから選出されます)
●町衆祝い…吹奏楽やマーチングバンドなど、地域の有志によるパフォーマンス行列
総勢1,000人以上の大パレードは圧巻。
長岡第六小学校を出発し、勝竜寺城公園まで練り歩きますよ。
ほかにも出発地付近の中央広場会場では、農産物の直売会や模擬店・ステージショー・じゃんけん大会などの各種イベントが盛りだくさんです。
年代を問わず、幅広い世代が楽しめるでしょう。
市民参加型のイベントなので、地域とのつながりも感じられますね。
行列巡行までの1週間は、ガラシャウィークとして、コンサートなどのさまざまなイベントも開催されます(毎年10月頃に内容を発表)。
長岡京市の長岡京ガラシャ祭の歴史をチェック
長岡京市にはさまざまな神社や仏閣・城跡が存在し、歴史的にも有名な事物の舞台となってきました。
ガラシャ祭の由来となっている細川ガラシャ(玉)は、かの有名な明智光秀の娘で、織田信長の進言により細川家に嫁いでいます。
勝竜寺城(現在の勝竜寺城公園)は、細川氏と玉の結婚式の舞台となっており、2人が幸せな新婚生活を送っていた場所なのだとか。
また、本能寺の変のあと、明智光秀が最後の夜を過ごした場所としても知られています。
このように、長岡京市の大切な歴史遺産の一つである勝竜寺城での400年前の歴史的背景をもとに、ガラシャ祭は開催されているのです。
勝竜寺城公園では彼らにゆかりのパネル展示や映像作品も観賞でき、歴史を身近に感じられるスポットとして、広く市民に親しまれています。
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