不動産を買おうと考えているけれど「必要な書類は何があるんだろう」「準備する書類が多すぎて忘れてしまいそう」このように考えている人は多いでしょう。
今回は、不動産購入時に必要な書類の種類と、そのなかでも特に重要な書類について詳細や注意点まで解説していきます。
購入を検討している人、控えている人はぜひ参考にしてみてください。
不動産購入時の必要書類:種類
バタバタと進んでいく中で、忘れてしまうと進行が止まってしまうのが書類関係。
どの書類も重要でありながら、取得やコピーなど手間がかかるものもあるので注意が必要です。
必要な書類は、基本的に7種類です。
●収入証明
●融資審査申込書
●印鑑証明書
●住民票
●課税証明書
●納税証明書
●本人確認用の身分証明書
ものによっては複数枚必要なものもあります。
書類以外にも実印なども必須ですが、今回は割愛します。
不動産購入時の必要書類:住民票
住民票が必要な理由は、住所確認はもちろん、所有権移転登記のときにも必要です。
金融機関に提出する分と登記用の2枚必要です。
市や区の役所での発行、もしくはマイナンバーカードを持っている場合はコンビニなどでも発行可能です。
住民票は市役所や区役所の時間外窓口でも発行可能なことが多いため、事前に調べておくと良いでしょう。
注意点
住民票は発行から3か月以内のものに限りますので、以前取得していたものを使う場合は、必ず期限をチェックしましょう。
また、同居家族全員の続柄の記載が必須です。
取得時の項目選択のときには、家族全員の続柄記載と発行部数を2枚にすることを覚えておきましょう。
不動産購入時の必要書類:本人確認
本人確認の書類として、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートのいずれか1つが必要です。
本人確認書類とは、名前、住所、生年月日が記載されている書類のことを指します。
法人の場合は、個人の本人確認書類ではなく登記事項証明書や印鑑証明書などが必要になります。
注意点
基本的には顔写真の付いているものが必要になりますが、写真のないものであれば2種類準備することが多いでしょう。
これは健康保険証や住民基本台帳カードに当てはまります。
また、いつも持ち歩いているからと安心していたら、忘れてしまうという事態も起こりかねます。
持ち物をチェックするときに必ず確認するようにしましょう。