住みながら不動産を売却して、新居の購入費用に当ててマイホームを買い替えたいと検討している人も多いのではないでしょうか。
しかし、住みながら自宅を売りに出すと生活感が出てしまい、売れ残ってしまうケースが多いという話を耳にします。
今回の記事では、入居しながら不動産の売却を効率よく進める方法や、メリットおよび注意点について見ていきましょう。
マイホームに住みながら不動産の売却をおこなう方法
居住しながらマイホームを売りに出す場合であっても、空き家の物件と同じく、不動産会社に査定を頼み販売価格を決定して、購入希望者を募る方法と何ら変わりません。
ただし、いつ成約が決まっても良いように新しい新居を探しておく必要がある他に、ローンの残高に応じて売り出し価格を決めなければならない点が、空き家を売りに出す場合とは異なります。
住みながら不動産売却をおこなうメリットとは
新居の購入資金に補填できる
住宅ローンが残っている状態で、新しい住まいを購入するとなるとローンの返済がダブルになってのし掛かってくるため、大変なものです。
しかし、入居したままの状態で販売活動を行えば、売却したお金で住宅ローンを返済できる可能性が強く、さらに残った資金を新居の購入費用に当てられます。
家賃を支払わずに済む
居住したままの状態でマイホームを売りに出せるため、一時的とはいえども成約が決まるまでの期間の家賃を支払わずに済む点もメリットです。
住みながら不動産売却をおこなう際の注意点
マイホームに居住しながら不動産売却を成功させるには、いくつかの気を付けるべき注意点がありますので、以下で確認していきましょう。
生活感を出さないように工夫する
どうしても生活感が出やすくなってしまうため、洗濯物や食器などをきちんと片付けるなど清潔感の漂う状態に整えて内覧に備えましょう。
また、いつ不動産を見たい人が現れるかわかりませんから、いつでも内覧に対応できるように家の中をきれいに整えておくことが大切です。
土日はスケジュールを入れない
いつでも内覧希望者に応じられるように自分自身のスケジュールを管理しておきましょう。
特に、土日は内覧希望者が集中しますので、週末は可能な限り日程を入れないほうが無難です。
内覧の応対は丁寧に
内覧希望者はお客様ですから丁寧におもてなしをし、寝室などのプライベートスペースも自由に見てもらいましょう。
間取り図などの資料を用意する
家の間取りや設備がわかる資料を用意しておくと、購入希望者が検討しやすくなります。
