土地や建物の売却にあたり、どれくらいで売れるのかを前もって知りたいと考える方は少なくないでしょう。
一般的に、土地や建物などの不動産を売却するときは、事前に見積もりをしてもらいます。
どの程度の額になるか見積もってもらい、納得いけば売却、といった流れとなります。
本記事では、不動産買取の査定方法や、価値を算出するときの基準について解説しましょう。
不動産の買取査定の方法とは
不動産買取における査定の方法には、簡易タイプと訪問タイプの2種類があります。
簡易タイプは、不動産に関する情報を用いて金額を算出する方法で、机上見積もりとも呼ばれます。
実際に現地で調査をおこなわないため、スピーディーに結果を出せるのが特徴といえるでしょう。
ただ、あくまで簡易的な見積もりであるため、正確な価格はわかりません。
なるべく早めに概算を知りたい、といったときに適しています。
訪問タイプは、業者が直接現地に足を運び、詳細な調査をおこなったうえで価値を算出するやり方です。
資料だけではわからない部分を、細かい部分まで丁寧に調査したうえで、金額を出します。
設備が劣化していないか、基礎や躯体に問題はないか、コンディションはどうか、といった部分もチェックしながら価値を算出するのです。
精度の高さが魅力ですが、細かく計算するため結果がわかるまでに1週間ほどかかることも珍しくありません。
不動産の買取査定の基準
不動産買取査定において、どのような基準で価値を決めるのか疑問に感じた方もいるのではないでしょうか。
価格の決め方は、取引事例比較法や原価法、収益還元法などがあります。
取引事例比較法とは、過去の取引事例結果を参考に金額を算出するのが特徴です。
似た条件の物件取引事例と比較し、そこから金額を導き出します。
原価法とは、新築した場合の価格から、築年数に応じた原価修正をおこない、そのうえで価格を決めていきます。
収益還元法は、見積もりをおこなう物件が、将来的にどの程度の収益を生み出せるのか、期待値で価格を出すのが特徴です。
実際に、どのやり方で算出するかはケースバイケースで、業者によっても異なります。
まとめ
不動産買取査定における方法や、価値を算出するときの基準などについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。
実際に金額を算出するときは、さまざまな部分を念入りにチェックしつつ、慎重に金額を出します。
劣化具合や動線、設備の機能性、居住性の高さなどが主にチェックされる傾向があります。
また、物件そのものではなく、周辺環境によって価値が上下することもあるため、注意が必要です。
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