マイホームを購入しようと考えたときは、「一戸建て・マンション」「新築・中古」など、選択肢がたくさんあって迷うかもしれません。
それぞれにメリットとデメリットがありますから、しっかりと把握しておくと、選ぶときの参考になるでしょう。
そこで今回は、中古マンションの購入を検討している方に向けて、中古マンションの購入に向いている人はどのような人なのかご説明します。
中古マンションは価格の安さが大きなメリット!
中古マンションは、新築よりも安く買えることが大きなメリットです。
「新築は購入した時点で価値が2割下がる」とも言われていますから、築年数が浅い物件を安く買える可能性もあるでしょう。
価格は安くても、条件を満たせば、新築同様に住宅ローン控除や不動産取得税の軽減を受けられます。
また、余裕ができた資金を使って、自分好みにリフォームできることも魅力です。
そして、物件数が多いことも大きなポイントでしょう。
新築の場合、「このエリアに住みたい」と思っても、その付近に物件がなければあきらめるしかありません。
その点中古なら、希望するエリアに物件を見つけられる可能性が高いと考えられます。
中古マンションを購入するときはデメリットに気を付けよう!
中古マンションのデメリットは、修繕積立金が新築よりも高い可能性があることです。
ですから、物件の価格だけではなく、費用もしっかりとチェックしましょう。
また、設備などの状態によっては、リフォームが必要になる場合もあります。
費用や時間をかけたくないときは、リフォームせずに住める物件を探しましょう。
そして、耐震性にも注意が必要です。
1981年6月以前に完成した物件は、旧耐震基準で建てられている可能性があるからです。
補強工事されているかどうか、しっかりと確認しておきましょう。
中古マンションの購入に向いている人とは?
ご説明したメリットとデメリットを踏まえると、中古マンションに向いている人は以下のような人だと考えられます。
●できるだけ安く購入したい人
●自分の好みにリフォームしたい人
●住みたいエリアが決まっている人
また、中古マンションはすでに完成しており、コミュニティも形成されています。
そのため、「どのような部屋なのか」「住人にトラブルはないか」などについて、事前に確認することが可能です。
ですから、安心して住める環境を重視する人にも、向いていると言えるでしょう。