阪急京都線と嵐山線の2路線が乗り入れる阪急「桂駅」は、「河原町駅」まで約10分、「梅田駅」までは約40分(快速急行利用)。
景勝地として有名な嵐山までも普通電車で7分の距離となっています。
今回はそんな桂駅周辺の住宅地の魅力ご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら西京区の阪急桂駅直結の商業施設「ミュー阪急桂」の魅力
乗り換え駅としてのイメージの大きい桂駅ですが、通勤特急・快速急行・特急など、終日すべての電車が停車し、バス便も充実していることから、大阪と京都のベッドタウンとしてファミリー層に人気の住宅地となっています。
駅の東口にある複合商業施設「ミュー阪急桂」は、駅ビルである「イースト」、駅ビルと駅の改札口前をつなぐデッキの前にある店舗「ウエスト」(3階部分)で構成されています。
2層吹き抜けの1~2階には総合食品スーパーマーケット「FRESCO」や京都市の証明書発行センターが入っており、3階の「イースト」にはドラッグストア「マツモトキヨシ」やカフェ、衣料品店、デッキでつながる改札前の「ウエスト」には不動産会社や保険代理店、菓子店などが入っています。
また、4階には書店「ブックファースト」や100円ショップ「CanDo」、5階には学習塾や年金相談センター、コミュニティルームがあります。
郊外型のショッピングモールのように規模は大きくないものの、日常的に利用するスーパーマーケットやドラッグストアが入っており、なんといっても駅直結のため仕事帰りの買い物などに非常に便利です。
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西京区阪急桂駅周辺の街並み
京都と大阪の間にある西京区は、京都の西の玄関口とも言われています。
阪急桂駅周辺の住宅地は嵐山の南東、桂川の南西に広がる扇状地で、自然を身近に感じられる環境が魅力。
国道9号線や171号線を中心とした道路網も発達しており、車での生活も便利なエリアです。
桂駅の駅前一帯は近隣商業地域に指定されており、東側は買い物施設や飲食店、西側にはクリニックや学習塾などが集まっていますが、少し歩くと東西ともに落ち着いた雰囲気の住宅街になっています。
西側
桂巽町・桂南巽町・川島有栖川町
西側の駅前エリアは近隣商業地域に指定されていますが、飲食店や買い物施設あまりなく、代わりにクリニックや学習塾が充実しています。
駅前エリア以外は第1種低層住居専用地域に指定されており、このエリアは建物の高さ制限や建蔽率などの規制が厳しいため高い建物がありません。
駅前の近隣商業地域には30坪前後のものもありますが、全体として50坪~100坪前後の敷地の広い一戸建てを中心とした街並みとなっており、児童公園なども点在しています。
また、桂巽町には小規模な「春日神社」があります。
第1種低層住居専用地域は建物の用途についても厳しい制限があるため、買い物施設としては駅ビルの「FRESCO」の他、小規模なスーパーマーケット「サムソン」がありますが、全体としては少なく、コンビニエンスストアも駅前のみとなっています。
道路は碁盤の目状にすっきりと整備されており、道路幅員も6mほどと人と車が余裕を持ってすれ違える幅が確保されています。
桂千代原町・桂坤町・川島尻堀町
駅前エリアのさらに西側にある桂千代原町・桂坤町・川島尻堀町周辺も第1種低層住居専用地域になっていますが、住宅の敷地面積は40~50坪前後からあり、道路幅員も4~6m程とやや狭くなっています。
また、川島尻堀町には畑も一部残っており、長閑な雰囲気もあります。
川島玉頭町・川島寺田町
駅の南西側にある川島玉頭町には「三宮神社」があり、その周辺には昔ながらの街並みが広がっています。
東側
桂野里町・川島北裏町
東側の駅前にある桂野里町・川島北裏町の周辺には飲食店が多く集まっています。
駅の南東には古くから地元のかたに親しまれる「本願寺 西山別院」があり、大晦日の除夜の鐘は年末の風物詩となっているようです。
桂木ノ下町・桂市ノ前町
駅前エリアを離れると、マンションと戸建てが混在する住宅街が広がっており、全体として第1種中高層住居専用地域にしてされています。
このエリアの戸建ての敷地面積は西側と比べるとやや小さくなり、30坪前後のものが中心です。
道路幅員は4~6mほどで、駅前エリアは縦横に整備されていますが、少し離れると昔ながらの道と混在しているエリアもあります。
日常の買い物は駅ビル内の「FRESCO」や桂木ノ下町にある「サンディ桂店」「デリカフーズ」が便利。
また、コンビニエンスストアもいくつかあり、駅の西側エリアと比べると比較的利便性の良いエリアです。
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西京区阪急桂駅周辺の地価動向
最後に、西京区阪急桂駅周辺の住宅地の地価動向についてご紹介します。
京都市は京都府の県庁所在地であり、人口は約147.5万人の政令指定都市です。
阪急「桂駅」のある西京区は京都の西の玄関口とも呼ばれ、西に嵐山があり、東に桂川が流れる自然豊かな扇状地。
通勤通学に便利であることから、ファミリー層に人気の住宅地として発展しています。
そんな京都市の住宅地2021年公示地価平均は中心5区(北区、上京区、左京区、中京区、下京区)と周辺6区(東山区、山科区、南区、右京区、西京区、伏見区)で異なります。
中心5区が28万1,000円/㎡、坪単価は92万7,300円/坪。
周辺6区は17万800円/㎡、坪単価は56万3,640円/坪となっています。(以降、坪単価で表記します)
「西京区」の公示地価はランキングでは市内7位、地価平均の坪単価は67万2,540円/坪となっています。
なお、商業地は中心5区で365万130円/坪、周辺6区で188万1,990円/坪となっており、商業地と住宅地を合わせた地価では中心5区で252万4,170円、周辺6区で85万1,070円となっています。
次に、個別の取引に注目してみましょう。
「桂駅」西側の桂南巽町では、駅前エリアということもあり、坪単価132万3,300円と高額での取引となっています。
駅から西へ400mほどのところにある桂坤町では、坪単価102万3,000円。
さらに南西にある(駅から約700m)川島権田町は、駅から離れ少し長閑な雰囲気となっており、坪単価81万8,400円となっています。
続いて、東側の駅前エリアである桂木ノ下町の土地では、坪単価119万4,600円とこちらも駅前の地価は高額になっています。
傾向としては駅の西側が若干の下落傾向、駅の東側は、駅前エリアが若干の上昇傾向にあります。
ただし、土地の場合は敷地面積や接道状況、隣接地との高低差などによって価格が大きく異なることもあるため、土地を買って建物を建てるとなると、計算どおりには行かないケースもあります。
売り出し中の土地としては、駅の東側徒歩10分以内で検索すると、敷地面積20~30坪前後、坪単価100~110万円前後のものが多くなっています。
駅徒歩5分以内の物件に絞ると、敷地面積が20坪ほどの狭小地であっても坪単価120万円を超えるものもあります。
新築戸建てでは、敷地面積20坪台の3階建てが4000万円弱で販売されています。
また、高級住宅街でもある駅の西側エリアでは、駅前立地の物件は坪単価130万円台と高額です。
しかし、少し駅から離れると坪単価75~90万円前後での売り出しもあります。
ただし、用途地域が第1種低層住居専用地域で1区画の敷地面積が大きくなるため、総額は高くなります。
西側エリアの新築戸建ては、敷地面積が30坪前後の物件が6,000万円弱で販売されています。
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まとめ
西に嵐山、東に桂川と豊かな自然に恵まれ、京都の西の玄関口でもある西京区。
通勤の利便性の高い阪急「桂駅」周辺は、駅直結の買い物施設もあり、ファミリー層に人気の住宅街となっています。
住まい探しの際には、検討してみてはいかがでしょうか?
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