急な出費により、まとまったお金が必要となることも少なくないでしょう。
手元に不動産があれば資金に変えることができますが、売却までには時間を要します。
今回はどうしても急ぎで売りたい、そんなときに知っておきたい豆知識についてご紹介いたします。
不動産を急ぎで売却する方法
不動産を売却する場合、一般的な期間として大体半年から8か月程度になります。
マンションタイプであれば比較的早めに売却できますが、一戸建てとなると急ぎで手続きをしても8か月以上かかることも少なくありません。
また、リフォームがされているかどうか、といったことや、建物の古さなども売れるまでの期間に関係します。
より短期間で売る方法としては、買い手の気持ちを考えた準備をしておくことが大切でしょう。
買いやすいように建物を綺麗に保つこと以外にも、どんな面で購入時のメリットがあるのか明確にしておくのもポイントです。
価格交渉が起きた場合、どれくらいの金額で売るのかも決めておくと、よりスムーズに売れるでしょう。
あらかじめインターネットで不動産相場を調べておくと、損をしないやり取りができます。
また、査定時に必要となる書類をあらかじめ用意しておくと、売れるまでの期間を短縮できるでしょう。
主に、固定資産評価証明書や権利証といったものが挙げられます。
急ぎで不動産を売却するなら買取などの方法も
短期間で売却したい場合、不動産会社に買取を依頼するという方法もあります。
この方法を用いることで、仲介の手間や新たに買い手を探す必要がないため、売却までの期間をぐっと縮めることができるのが特徴です。
ただし、この方法を申し込んだ場合、通常の8割程度の価格で手放すことが多いため注意しましょう。
そのため、できるかぎり高く売りたいという人にとってはデメリットに感じる面も少なからずあります。
また、短期間でかつ高く売りたい、そういったときには、買取保証をつけて売却してみてはいかがでしょう。
これは、一定の期間は通常の不動産売買と同じように扱い、その後買い手が決まらないときには不動産会社が買い取る、というシステムになります。
ただし、不動産会社によっては、買取保証を用意していないケースもあるので、あらかじめ確認しておくことが大切です。