理想のマイホームを手に入れるために日夜仕事に励んでいる方は少なくないでしょう。
そしてこの理想が間近に迫ったとき、本格的に行動するとやるべきことが多すぎるために戸惑ってしまうのです。
今回は戸建てを購入する際に押さえるべきポイントをご紹介しつつ、優先順位はどうすればいいのか、立地や予算についての考え方もわかりやすく解説します。
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弊社へのお問い合わせはこちら理想の戸建てを手に入れるポイント①:優先順位を決める
予算に基づく優先順位決めについて
一戸建てのマイホームを手に入れるためにはいくつかの山場を越え、注意点を把握する必要がありますが、最初におこなうべきことは予算に基づいた優先順位決めです。
理想を限りなく実現するマイホームを手に入れるには、現実的な問題を直視する必要があります。
人によってこの優先順位は上下することがありますが、もっとも行動しやすい優先順位は予算⇒立地⇒家の3段階で判断することになります。
家づくりについて本格的に考える場合は、どの程度のお金を用意できるのかをはっきりさせたうえで入手できるものと実現できるものを明確にしましょう。
その上で、後から変更することが不可能な立地はどこにするのかを考え、その立地の上にどんな家を作るのかを考えていくのです。
このように優先順位決めをおこなうことで理想のマイホームを手に入れやすくなっていきます。
小規模な優先順位決めについて
戸建ての理想実現のためには予算を決め、立地を決め、どんな家を作るのかを決めるといった優先順位決めが重要でした。
その後はこの3つに別れた要素の中から、立地と家について細分化して優先順位決めをおこなうのです。
自分にとってのどんな立地や家に住むのが理想だったのか、何が欲しかったのか、どんな施設設備があるとうれしいのか、どのような気候がお好みなのかなど色んなほしいことしたいことをまとめて優先順位を決めましょう。
理想の戸建てを手に入れるポイント②:立地
メリットとデメリットで考える
どんな立地でもメリットとデメリットがありますので、それえらのメリットとデメリットが自分にとってどれだけ重要なのか、家族がいるのなら家族にとってどれだけ重要なのかを考えてください。
たとえば、人混みが多すぎる環境が嫌いで田園風景に憧れている方にとっては都会暮らしよりも田舎暮らしが理想に近くなるので、田舎の立地を求めるでしょう。
逆に、あらゆる買い物を人が多い都会で住ませたい方やほしいものが全部揃うお店が揃ったエリアに住みたい方にとって、田舎暮らしよりも都会の暮らしを求めます。
このように理想実現を考えると、人によってはデメリットであっても気にならなくなったり、人によってはメリットだけどデメリットになってしまう側面が見えてきます。
必須要項があるかどうかで考える
基本的にはメリットやデメリットで住む立地を決める必要がありますが、どうしても外すことができない必須要項がある方はそちらを最優先にすべきです。
たとえば、身体が弱く持病を抱えているため病院ができるだけ近くにないと不安といった方は、かかりつけ医の近くに住むことが最優先事項になってきます。
さらに、できるだけ実家のそばに居を構えて親を介護したい方は、すぐに実家に通えるエリアであることが必須要項となるでしょう。
このようにメリットやデメリットを優先することができない方もいるので注意してください。
子どもがいるかどうかで考える
将来的に子どもを持ちたいと考えている方や今現在子どもがいる方は子育てがしやすいかどうかも重要な要素となります。
子育てに便利な公園や学校、何かあったときに通える病院などの施設が揃っているエリアはまさに押さえるべきポイントとなります。
また、子育ては地方自治体によってサービス内容が異なってくることも多々あるので、教育機関がどうなっているのか、医療施設の充実度はどのレベルなのかを踏まえたうえで判断してください。
理想の戸建てを手に入れるポイント③:予算
予算決めにおけるポイントについて
優先順位決めで必ず最初に取り上げられるのが予算です。
マイホーム購入は今まで動かすことが無かったような金額が動きますので、現実的ではないフワフワした気持ちになってしまいます。
しかし、このフワフワした状態のものを目の前に引きずり下ろすためにも、自分が今現在用意できるお金はどれくらいなのかを知りましょう。
その方法が、現在の自分の収入をベースに、住宅ローンの借り入れはどの程度可能なのかを知ることです。
たとえば、貯金があるため2,000万程度の借り入れできたと仮定します。
その人の収入から判断して年間100万円返済できた場合、20年間の返済が必要となるのです。
年間100万円の返済とはつまり1か月で8万3,000円程度の返済が必要になりますが、この返済額が日常生活を逼迫するものにならないかどうかを考えてください。
このように返済計画を踏まえた上で、自分が借りられる金額はいくらまでなのかを知り、どこまで自分が働いていけるのかも踏まえて予算を決めるのです。
無茶しない程度に予算を決めることができれば、立地やマイホームにどれだけお金をつぎ込むことができるのかも見えてくるようになります。
予算が余ったらどうするべきか
予算が余ってしまった場合、住宅費用以外の家電などに予算を回したり、家のグレード上げる方もいます。
しかし、ローン返済は長い期間続くので予算が余った場合は、自分の負担を少しでも減らすためにローン返済に回す人が多いのが実状です。
ある程度妥協して家を建てた人が予算が余ってしまった場合は、理想実現のためにもそちらに予算を回すことがありますが、意外と少数派となっています。
予算をオーバーしたらどうすべきか
基本的に理想実現のためにあれもこれもと夢を敷き詰めたマイホームは自分の予想する金額を遙かに凌駕します。
そこから、自分にとって本当に必要なものは何なのかを判断してコストダウンを図っていくのです。
ただし、削ってはいけない部分も存在しているのでコストダウンをするときでも要所は押さえましょう。
とくに注意すべきポイントが、住宅構造に大きく関わる柱や梁、屋根、壁などの要素です。
この部分をコストダウンすると、耐震性の低下など何かあったときに大きくマイナスに作用してしまいます。
また、断熱材の質を低下させてしまうと冬は過ごしにくくなるでしょう。
そこで生活するうえでの住み心地を落とすようなコストカットはNGですし、何かあったときの命の保全に関わる部分もコストカットすべきポイントではありません。
住宅の安全性や基礎に該当する部分をコストカットするのは悪手ですので、施設設備を最新のものではなくグレードを落としてコストを下げるといった対応から始めてください。
まとめ
今回は戸建ての理想実現のためのポイントについていろいろとまとめて参りました。
まずは大がかりな優先順位決めをおこなって予算をある程度はっきりさせたら、立地やマイホームをどうするのかを判断するべきです。
ただし、理想の立地やマイホームを目指しすぎると確実に予算をオーバーするので、そこから不要な部分を間違わない判断で削っていけるのかがポイントとなってきます。
誤ったコストダウンは消えない大きな傷となって襲いかかってきますので、取捨択一を間違わないようにしましょう。
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