不動産購入を検討するとき、どうしても住みたいけど、予算オーバーしてしまう物件などが見つかる場合があります。
予算オーバーをしてでも購入したいということであれば、方法や注意点をよく確認しましょう。
ここでは、予算オーバーな不動産を購入する方法や注意点などを解説していきます。
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親御さんからお金を借りる
自分たちの予算ではどうしても購入できないし、ローンを限度額まで借りても足りない、そんなときは、親御さんのお金を頼りにするという方法があります。
借りるではなく、子が親からお金をもらってしまった場合は贈与に当たるので、贈与金額が年間110万円を超える場合は贈与税が発生します。
あくまで親からお金を借りる、という形式で予算を用意すると節税対策にもなるので良いでしょう。
ペアローンなどを組む
夫婦などで一緒に住む家を購入する、かつ共働きの状態なのであれば、ペアローンを組むという方法もあります。
ペアローンは、旦那さんの収入だけでなく、奥さんの収入も合算したうえでローンの借入をおこなう方法です。
それぞれがローンを組むので、借入額が増え、その分価格の大きな物件を購入することができるようになります。
もしもまだペアローンを検討していなかったのであれば、こちらも一考してみてください。
ボーナス払いをする
ボーナスをアテにして、月ごとの返済額を増やすことで、借入額を増やすことができます。
奥さんも正社員として働いていて、ボーナスをもらっているのだとしたら、そのぶん奥さんのボーナスも返済に充てることができるので、借入額はさらに大きくすることができるでしょう。
頭金で一気に支払う
頭金が大きければ大きいほど、毎月の支払金額を少なくすることができます。
もちろん、予算オーバーをしている以上、頭金を増やすというのも一苦労だと思います。
しかし、親御さんから、少額でもお金を借りることができるのであれば、それを頭金に充てて、毎月の支払い金額を減らせば、購入することもできるようになるかもしれません。
家計の見直しをおこなう
まだ新しい住まいを購入するまで期間があるのであれば、今のうちから、できるかぎり予算を増やせるよう、家計の見直しをおこなうのも良いです。
少しでも家計の見直しをおこなえば、そのぶん予算が増えるので、購入をする際負担を軽減することができるでしょう。
予算オーバーの不動産を購入する際のコストダウン方法
まずはコストダウンか所を見つける
コストダウン方法を考えているのであれば、一度建物を確認して、本当にその建物でなければいけないのかどうかを考えましょう。
たとえば、炊事をあまりしないのにキッチンは広すぎたりしないか、さほど荷物を置く予定もないのに棚が多すぎないかなど、建物の設備面を確認してみてください。
冷静に見てみたら、意外と使わない設備が多く、それで費用がかかっているということも考えられます。
冷静に設備を確認して、コストダウンできるところはないか探してみましょう。
自分で用意できる設備は自分で用意する
物件によっては、すでにエアコンが設置されていたり、ほかにもすでに家電が用意されている、というケースがあります。
そうした家具家電も物件の価格に含まれていますが、多くは一般的な家具家電よりも高くなりがちです。
コストダウン方法を探しているのであれば、家具家電はなるべく自分たちで、安く、かつ性能もそれなりにあるものを選ぶようにしましょう。
また、エアコンの配送なども、値段がかかりすぎないようにして、無駄な出費を抑えるようにしておくことでコストダウンをすることができます。
使いきれる部屋数にする
不動産を選んでいると、多くの部屋があり、間取りもかなり広い部屋になっているものに憧れることがあります。
たとえば、夫婦2人で住むことになるのであれば、その部屋の数は夫婦2人で使いきれるかどうかなどを考え直してみましょう。
子どもが生まれることを前提にしたとしても、大きくなって一人部屋が必要になるまでかなり時間がかかるでしょう。
将来の子どもの数も考えて、使いきれる部屋の数を考えることによって、コストダウンが図れるかもしれません。
後付けオプションは一旦なしにする
新居となると、購入の際に一緒にさまざまなオプションもつけておきたくなってしまいますが、予算が許さないのであれば、それは一旦なしにしておいたほうが良いでしょう。
一度オプションなしで購入をして、そこから住んでみて本当に必要かどうかを検討してみても遅くはないと思います。
実際に住んでみてから、やっぱり必要ないオプションだった、と感じることもあるかもしれませんので、長期的なコストダウンにもつながります。
予算オーバーの不動産を購入する際の注意点
ローンが払えなくなるかもしれない
コストダウン方法はいくつか存在しますが、それでもローンが支払えなくなるリスクがなくなるわけではありません。
滞納をしてしまったり、支払いが困難になってしまうと、せっかく購入した物件を売らなければならない事態にもなります。
ローンを払えなくならないように、ボーナスを前提として、ボーナス払いの金額を高くしすぎない、借入限度額まで借りない、などの注意点を確認しておきましょう。
日々の生活が追われているように感じる
予算オーバーでも、無理をして住んだ物件となると、住んだばかりの時期は楽しいかもしれませんが、ローンの返済が始まると、途端に追われているような感覚になってしまうことがあります。
快適な家に住んでいるはずなのに、追われるような生活をしていては精神的に負担になってしまいます。
予算オーバーの物件を購入しても、精神的負担がないかなども注意点になります。
保証人に迷惑がかかる
ローンを組む際は、連帯保証人を見つけておく必要があります。
親や親族を連帯保証人にした場合、もしもローンが支払いきれなくなり、物件を売ってもまだローンが残ってしまったときは親や親族も支払うことになります。
自身を信じて保証人になってくれた親や親族に迷惑をかけてしまうのはあまり良い気分のすることではないでしょう。
予算をオーバーしてでも購入したい物件があるのは良いことですが、他者への迷惑に注意しながら契約を進めていきましょう。
設備が壊れたときのことも想定
たとえば、給湯器が壊れてしまったり、なにかしらの設備が壊れてしまったとしたら、その修繕費用を払わなければならない場合があります。
そうなると、ただでさえローンの支払いで大変なのに、修繕費用もかかり、家計が火の車になってしまう可能性があります。
想定外の出費が起きることも考えたうえで行動していきましょう。
まとめ
予算オーバーでも不動産を購入することはできますが、リスクもあり、他者に迷惑をかけることもあります。
リスクを抑えることができるか、他者に極力迷惑をかけないでいられるかなど、自身のなかで考えたうえで決定していくことで、後悔しない選択をすることができると思います。
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