角地の購入を検討しているけれど、どんな特徴とメリットがあるのかがわからないと悩んでいませんか?
角地とは、2つの道路に面した土地のことをいいます。
面している道路が多いことで何かメリットはあるのか、ほかの特徴はあるのかなど気になることがいくつもあるでしょう。
ここでは、角地の特徴とメリットについて解説します。
デメリットもお教えしますので、購入の際の参考にしてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら角地の土地を購入するメリットとは?
角にある土地には、どんな特徴とメリットがあるのでしょうか?
ここでは土地が持つ特徴とメリットをご紹介します。
土地の日当たりが良好
角にある土地は、複数の方向から日光が入ります。
一般的な土地だと、南向きの場所でないと日光は入りにくいといえます。
しかし、角地は複数方向から陽の光が入るため、居室の多くが明るい印象になるというメリットがあるのです。
日中を家で過ごさない方にとっては利点とはいえません。
しかし、在宅ワーカーや主婦の方、高齢の方など、日中家で過ごすことが多い方にとっては大きなメリットとなるでしょう。
天気の良い日は電気をつける必要がないため、光熱費の節約も可能です。
隣家との接点が少ない
角にある土地は、2つの道路に面しています。
土地の真ん中に住宅がある場合は、左右と裏に住宅がある可能性が高いため、空いている部分は一部分しかありません。
角地は2つの部分が空いているため、隣の家や土地とのトラブルが少なく済みます。
開放感がある
前述したように、角地は一般的な住宅に比べて隣家との接点が少なくなっています。
左右、または表裏どちらか2方面が空いているため、開放感のある家に住むことが可能です。
両隣に家があると、隣の家を気にして家を設計しなければなりません。
外構のことでトラブルになる例もあります。
角地に家を建てれば、トラブルのリスクを減らすことができるでしょう。
自由に住宅設計ができる
角にある土地は2つの道路に面しているため、間取りを自由に決められるというメリットがあります。
法律により、住宅の玄関は道路に面した側につけなければなりません。
玄関の位置によって間取りは大きく左右されるため、一般的な土地だと間取りも制限されてしまいます。
角地は接している道路のどちらかに玄関を設置すればいいので、玄関位置に合わせて自由に間取りを決められます。
どちらの向きに設置するかも選べるので、自由に家を設計したい方に大きな利点となるでしょう。
人気が高い土地
角地の特徴として、人気が高いという点があります。
角地を求める人はとても多く、費用もそれに伴って割高になっています。
土地はもともと資産価値が下がりにくいものですが、角地はより下がりにくいため、高値で売却することも可能です。
現在住んでいる場合は売る予定もないかと思いますが、転勤などの都合によって家を離れなければならないこともあるでしょう。
そのときに土地を売却すれば、まとまった売却資金を手に入れられます。
角地の土地を購入するデメリットとは?
角地には複数のメリットがある反面、デメリットも存在します。
ここでは、土地に潜む3つのデメリットを解説します。
購入費用が割高になる
前述したように、角にある土地は人気の高い場所です。
資産価値も落ちにくいため、購入する際には高額の費用が必要になるかもしれません。
売却する場合は高値での売却が可能となるため、利益を得られます。
しかし、購入時には高額の費用を支払わなければならないため、まとまった資金を用意する必要があります。
土地によって値段は異なるため、角地の購入を希望する場合は、複数の角地を選択肢に入れてください。
それぞれの費用を確認したうえで、購入する土地の場所を決めるといいでしょう。
騒音問題が起きやすい
角にある土地は2つの道路に面しているため、騒音問題に悩まされやすいというデメリットもあります。
一般的な住宅は1つの道路に面しているだけなので、騒音のもとになるのは1つの場所のみです。
しかし、角地は2つの道路に面しているため、騒音元が2つあるのです。
車通りの多い場所だと、車の走行音が住宅内まで届きます。
また、住宅街に住んでいる場合は近隣住民が騒ぐ声も聞こえるでしょう。
土地の真ん中にある住宅に比べ、騒音トラブルに巻き込まれる可能性が高い場所だといえます。
道路に面している居室に騒音対策をおこなうことで、騒音リスクを下げられるでしょう。
自宅周辺で事故が起きる可能性がある
角にある土地に家を建てることで、2つの道路の見通しは悪くなってしまいます。
交差する部分にミラーを付けていても、確認せずに走行する車が事故を起こす恐れがあるのです。
自宅前で事故を起こした場合、自宅の外構に車が突っ込んでくることもあります。
外構部分が大きく破損してしまいますので、修繕できるまで見栄えの悪い状態で過ごさなければなりません。
1つの道路に面している住宅に比べ、角地は事故に巻き込まれやすいというリスクがあります。
フェンスや塀を設置する場合は、頑丈で耐久性が高いものを選ぶといいでしょう。
角地における方角別の特徴とは?
角地には、4つの方角があります。
方角によって特徴が異なりますので、ここでご紹介しましょう。
南東の土地
南東の方角にある角地は、特に人気の高い場所です。
前述したように、角にあるメリットとして、日当たりの良さが挙げられます。
南東の場所ももちろん日当たりが良いのですが、土地の西側に家などの建物があれば、西日が入りにくくなります。
西日は日中の日よりさらにまぶしさを感じますが、まぶしいだけで室内が暖かく感じることはありません。
そのため、西日が入るタイミングでカーテンを閉める方もいるでしょう。
南東の場所であれば、西日による影響を受けにくいといえます。
南西の土地
南西の方角にある土地は、朝の日光が入りにくい場所です。
朝から太陽のまぶしさで目が覚めてしまうこともないため、朝はゆっくり眠りたいという方におすすめです。
日中は日当たりが良いため、室内が明るく、暖かく感じます。
北西の土地
北西の方角にある土地は、角地のなかでももっとも日当たりが悪い場所です。
日中でも日光が入りにくいため、角地によるメリットをほとんど得られません。
日中はほとんど家にいないという方であれば問題ないでしょう。
しかし、日当たりの良さは洗濯物の乾きにも影響するため、日が当たりやすい場所にベランダを設置するなどの工夫が必要です。
北東の土地
北東の方角にある土地は、朝日と夕日が入りやすい場所です。
日中の日当たりはさほど良くないため、こちらも間取りをよく考えて設計しましょう。
朝日が入りやすいことを考慮して寝室の場所を決め、夕日が差し込む場所にリビングを置かないなどの工夫が必要です。
工夫次第で住み心地の良い家にできるでしょう。
時間帯による日光の当たり具合は、実際に住んでみないとわかりません。
家を設計する場合は、実際に土地に出向き、時間帯別に日の当たりやすさを確認しておきましょう。
まとめ
角地は、土地の種類のなかでも人気の高い場所です。
日当たりが良い、開放感があるなどのメリットがありますし、価値の下がりにくい資産としても保有できます。
しかし、購入費用が割高になる、事故が起きやすいといった見逃せないリスクもあります。
リスクに対して備えをしておくことで安心して過ごせるため、何らかの対策をしておきましょう。
方角によっても特徴が異なりますので、ここで紹介した特徴を参考に、住みやすい家を作ってください。
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