線路の近くにある不動産の購入を考えているけれど、どんなメリットがあるの?と気になっていませんか。
線路沿いは電車を利用しやすいなどのメリットと、いくつかのデメリットがあります。
ここでは、線路沿いの不動産にあるメリットやデメリットについて解説します。
家に住むときの注意点や、電車の騒音対策方法についてもお教えしましょう。
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弊社へのお問い合わせはこちら線路沿いにある不動産のメリットとは?
線路沿いの不動産に住むと、どんなメリットが得られるのでしょうか?
ここでは、得られる4つのメリットをご紹介します。
電車をすぐに利用できる
線路沿いの不動産の近くには、電車の駅があります。
電車の駅が近ければ近いほど、交通機関の利用が便利になります。
徒歩圏内にコンビニもスーパーもあり、買い物は十分だというケースも多いでしょう。
しかし、市内のどこかに出かけるとなれば、電車や車が必須です。
車を持っているなら駅の近くに住む必要はありませんが、持っていない場合は電車を有効活用できます。
通勤時に電車を使う場合は、朝ゆったりと用意ができることもメリットです。
駅から近ければ急いで用意をして出る必要もありませんので、寝坊しがちな方にもおすすめです。
土地のスペースをしっかり確保できる
線路沿いの不動産は、線路側の土地空間を広めに確保できるというメリットがあります。
線路沿いに南向きの物件であれば、約10mほどのスペースが確保できるでしょう。
空間を確保することで土地を自由に使えるため、家庭菜園などを楽しみたい方に最適です。
また、線路周辺は高い建物がないことから、日光がよく入ります。
広めの土地にはしっかりと日光が差し込みますので、家全体が明るく感じられるでしょう。
日当たりが良好
線路沿いの物件のメリットは、電車の駅が近いことだけではありません。
線路沿いは、電車の車内からの視界を確保するため、高層ビルが建てられていません。
そのため、線路沿いの物件周辺にも、高層の建物は建てられていないのです。
高さのある建物があると、方角によっては日光が遮断されてしまいます。
日中でも室内が暗いというデメリットを抱えてしまうものの、建物がなければ日光はしっかり室内に入ります。
日当たりのいい部屋は、室内全体が明るく感じます。
夏は日光が入ることで暑さを感じますが、冬は室温が上昇するため、時期によっては暖房器具なしで過ごせるでしょう。
電車好きの方にベストな立地
鉄道オタクという言葉があるように、電車が好きな方も少なくありません。
電車が好みの方にとって、線路沿いの物件はベストな立地だといえるでしょう。
自宅から電車をいつでも眺められますし、ベランダに出れば電車の写真も撮影できます。
好きなものが身近にあることで、生活の満足度も上げられるでしょう。
線路沿いにある不動産のデメリットとは?
線路沿いの不動産にはいくつものメリットがありますが、デメリットと注意点もあります。
ここでご紹介しますので、住む際の参考にしてください。
騒音は避けられない
線路沿い物件の近くには当然線路が設置されているため、電車の騒音は避けられません。
電車は始発から終電まで、定期的に運行しています。
朝は6時前後から、夜は0時前後まで走行します。
騒音はずっと続くわけではありません。
電車が走り去れば音は聞こえなくなりますが、物件によっては走行音がダイレクトに響きます。
音の大きさによっては住むことが苦痛になってしまうため、騒音への対策が必須です。
一時的に人どおりが多くなる
線路沿いの物件の前を通って駅に向かう人も多くいます。
そのため、通勤時間帯と帰宅時間帯は、物件の前に人が増えるでしょう。
人の往来が多ければ治安面では安心ですが、なかには騒ぎながら通学・帰宅する人もいます。
自宅にまで騒ぎ声が聞こえてくる恐れがあります。
こちらも騒音対策をすることで問題を緩和できるため、しっかりと対策をしておきましょう。
洗濯物は室内干しに
晴れた日は洗濯物を外に干したいものですが、線路沿い物件は、天候関係なく外干しはおすすめできません。
定期的に電車は物件前を走行しますが、走行する際にほこりなどが多く舞います。
舞い上がったほこりなどの汚れが、物件のベランダ部分にまで飛んでくることも珍しくありません。
汚れが付着すると再度洗濯しなければなりませんので、二度手間になってしまうのです。
そのため、外に干すのではなく、室内に干すことがおすすめです。
ただし、これは下階の場合です。
上層階であればほこりが届きにくくなるため、階層、またはベランダの位置によっては問題なく外に干せるでしょう。
カーテンの設置は必須
電車走行時、車窓から線路沿いの物件はよく見えます。
下階であれば室内まで見渡せるため、カーテンは常時閉めておかなければなりません。
レースカーテンを閉めておけばある程度視界を遮断できますので、最低でもレースカーテンは閉めておきましょう。
こちらも上層階の場合は、さほど気にする必要はありません。
線路よりもずっと高い場所に部屋があれば、車窓から室内が見えることもないでしょう。
ただし、線路を挟んだ向かい側に同じ高さの物件がある場合は注意が必要です。
車窓から見えなくても、同じ高さの物件からは室内が見えます。
空き巣リスクが高まるため、日中でもできるだけレースカーテンをしておきましょう。
線路沿いにある不動産の騒音対策とは?
線路沿いの不動産に住むときは、電車や人の往来による騒音対策が必須です。
ここでは、線路沿い物件を購入する方が実践するべき対策方法についてご紹介します。
寝室は線路から一番離れた居室に
騒音が特に気になるのは、就寝中だと思います。
電車の走行音によって眠りが妨げられたり、朝早く起こされたりすると、不眠気味になってしまいます。
寝室が線路から離れた場所にあれば、音は届きにくくなります。
物件によっては線路に面している居室しかないということもあるでしょう。
その場合は、ほかの対策を実施して音を遮断しましょう。
機能付きカーテンを二重に設置
カーテンにはさまざまなものがありますが、なかには遮音機能が付いたものもあります。
遮音機能とは、音を遮る機能が付属したものです。
カーテンを閉めておくことで、外の音がなかに入ることをできるだけ防いでくれます。
遮音機能が付いたカーテンにはレースタイプもあるため、二重に設置しておくといいでしょう。
どちらも閉めておけばより遮音性が高まるため、電車の走行音もさほど気にならなくなります。
高さのある家具を線路側に設置
線路に面した居室の、線路側の壁には、高さのある家具を設置してください。
音は、壁を伝って室内へと届きます。
壁側に何の障害もないと、そのまま音が室内へと響き渡ってしまうのです。
高さのある家具を置けば、家具が障害物となり、音が届きにくくなります。
低い家具だと壁の余白部分から音が伝わるため、できるだけ高さのある家具を設置してください。
壁の余白部分を少なくすればするほど、高い遮音効果が得られるでしょう。
まとめ
線路沿いの不動産は、駅から近い、日当たりが良いといったメリットがあります。
しかし、その反面にデメリットも存在します。
洗濯物を外に干しにくいという点は大きなデメリットとなるため、物件のベランダの位置を入居前に確認しておきましょう。
室内干しでも構わないという方は、気にする必要はありません。
騒音対策方法はいくつかありますので、できる範囲で実践することがおすすめです。
実践すれば電車の騒音に悩まされにくくなるため、線路沿いの不動産でも快適に住めるでしょう。
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