不動産売却は手続きが複雑なことからどこに相談すれば良いのか迷われる方が多くいます。
そこで今回は、不動産の売却を検討中の方がどこに相談すれば良いのか、売却の流れと相談費用を解説します。
ぜひ、不動産売却を検討している方は記事を参考にしてみてください。
不動産売却の相談はどこにすべき?
不動産売却の相談窓口はおもに5つあります。
●仲介会社
●税務署
●税理士
●弁護士
●確定申告無料相談会
これらのどこに相談するかは、不動産の状態によって異なります。
相続トラブルなどが発生している物件は弁護士に相談すると良いでしょう。
相続後であれば、確定申告や税金などの計算が生じるため税理士に話してみることをおすすめします。
また、弁護士や税理士の場合、費用が発生するため、手間はかかりますが税務署や確定申告無料相談会に出向くと費用削減ができます。
不動産売却の流れ
流れは8段階あります。
●売却したい不動産物件の売買価格の相場をリサーチする
●依頼する専門家や仲介会社に相談する
●不動産物件の見積もり依頼する
●買い手を探してもらうための媒介契約を交わす
●買い手を広告などで募集する
●買い手と売り手の間で交わす売買契約の締結
●手付金を差し引いた物件の代金を受領し、引き渡しする
●不動産の売却で利益がある場合は確定申告する
これら8段階にプラスして、住宅ローンの残債がある場合は、残債の支払いも必要となります。
不動産売却の相談にかかる費用の相場とは?
不動産売却の際、間に入ってくれる専門家の費用は事務所の規模などによって異なります。
弁護士の場合は業務内容や事務所の規模によって変わりますが、はじめの1時間は無料、それ以降の費用の相場は、1時間1万円が目安となります。
税理士や行政書士の場合は1時間あたり5千円が目安です。
もちろん弁護士と同じように無料相談できるところもあります。
また、依頼することになった場合は、おこなう業務によって報酬が定められており、不動産売却においてかかる費用の目安は10万円から50万円と言われています。
そのなかでもお金がかかる手続きは相続トラブルと名義変更するケースです。
まず争いの間に弁護士が入るため、そこでの報酬、不動産を名義変更する報酬と分かれているため高額になる場合が考えられます。