不動産売却する方法には不動産会社に仲介を依頼する方法と直接買い取ってもらう方法の2種類あります。
一般的に知られている売却方法は、仲介に入ってもらう方法ですが、状況によっては買い取ってもらう方法ですすめたほうが良い場合もあります。
そこで今回、不動産売却の際、仲介に入ってもらう方法と買取の違いはなにか、買取のメリットについて解説します。
これから不動産売却を検討している方や売却する方法を迷っている方は読んでみてください。
不動産売却の仲介と売却の違いとは?
仲介とは、不動産会社をとおして買い手を探して売却する方法で、一般的に利用されている不動産売却の方法でもあります。
一方、買取とは、不動産会社に直接買い取ってもらう方法で、不動産売却が長引くケースなどに利用されることが多い方法です。
買取と仲介の違いは2つあります。
●不動産会社に直接売却するか、それとも買い手を探してもらうか
●買取の場合は売却価格が安く、仲介の場合は売却価格が高い傾向
不動産売却で買取を選ぶメリットとは?
メリットは6つあります。
●早いタイミングで売れ、手元にお金が入る
●確実に売却ができる
●仲介手数料が必要ない
●内覧を省ける
●周りに知られずに売却ができる
●修繕やリノベーションをせずそのまま売却ができる
買取の場合、不動産会社への査定段階で売却価格を提示してくれるため、早いタイミングで不動産を手放すことが可能になります。
また、買取は資金力がある不動産会社しかおこなっていないため契約解除の可能性は低く、仲介売却のみの会社に比べて信用度は高いようです。
一方、デメリットも4つあります。
●物件価格が安くなる。
●売却額を自由に設定できない
●住みながらの売却はできない
●買い取ってもらえない物件もある
このように仲介で不動産売却する価格に比べて安く抑えられます。
このため物件の損傷が多い場合は、価格が大幅に下がる恐れが考えられます。
また、売却期間が短く、次の住まいをすぐに決めなければならないケースが多くあります。
さらに、不動産物件の状態によっては断られる恐れもあります。
理由は、売れない可能性が高い不動産物件を買うことは不動産会社とってもリスクになるからです。
このため物件の状態によって、買取が良いのか仲介が良いのかの選択になるでしょう。