売却予定の物件に住んでいる際に内覧を希望された場合には万全の体制でお迎えできるように準備をしておく必要があります。
室内の清掃はもちろん、整理整頓や水回りの清掃など大切なポイントがたくさんあるのです。
今回は、高く売るコツなど、そして内覧時に好印象を持たせるポイントを解説します。
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自宅を高く売りたいと考えるのでしたら、まずは「整理整頓」がなにより大切になってきます。
たとえば、物件の内覧にきたとして部屋が片付いていないということであれば、せっかくのチャンスを逃してしまうでしょう。
ですので、いつ内覧にきても対応できるように、毎日部屋をキレイに保つ習慣を作ることが重要で、もちろん内覧直前の掃除も入念におこなうようにしましょう。
とくに水回りは内覧でよく見られる要注意ポイントですので、常にキレイにしておくことがコツです。
トイレや浴槽、キッチンなどの水回りは衛生的に多くの人が気になる箇所ですので、カビが発生している場合は印象が落ちてしまいます。
水回りは毎日とくに使用する箇所ですので、内覧の際は真っ先に掃除をするようにしましょう。
部屋を広く見せるポイント
部屋を広く見せることによって、内覧にきた方に対して好印象を与えることができます。
物をできるだけ「減らす」ことがポイントになってくるでしょう。
いらないものは思い切って捨ててしまうのもありですし、トランクルームに荷物を預けてしまうのも1つの方法です。
ハウスクリーニング
部屋を自分で片付けるのも良いことですが、思い切ってプロに任せてみるのを検討してみてはどうでしょうか。
たとえば、水回りの汚れは素人ではなかなか落とすことに限界を感じてしまいますが、そのようなときは一度プロのハウスクリーニングを検討してみてください。
「ハウスクリーニングって料金が高額そう」とお考えの方もいるでしょう。
ハウスクリーニングの相場は、浴室の場合は約1万円~2万円で、キッチンの場合も約1万円〜2万4千円ほどです。
数千万円の物件を売るのを成功させるには、一番マイナスポイントとなりやすい浴室やキッチンをキレイに片付けておくのがポイントです。
似たような物件の販売実績を調べてみる
売却したい物件があるエリアで、似たような物件の販売実績を調べてみるのも大切なことです。
たとえば、「京都市の一戸建て」を売却したいと考えるなら、直近2年の京都市にある一戸建ての売買実績を調べてみましょう。
自宅を高く売るために大切な換気
自宅のにおいというのは、自分ではなかなか気づくことができないものです。
ですので、内覧がおこなわれるまでに「換気」をしておくことが大切です。
部屋の換気
窓を開けて、部屋の換気をするのを忘れずにおこなうようにしましょう。
部屋にこもっているにおいは、窓を開け空気の入れ替えすることによって軽減できます。
とくに浴室は湿気が溜まりやすく、カビを発生させてしまうため、換気をすることによって臭いの防止となるでしょう。
タバコのにおい
たとえば居住者のなかに「タバコ」を吸う方がいる場合はとくに注意が必要です。
喫煙者が住んでいた場合、壁や家具などににおいが染みついてしまっている可能性があります。
家具や壁のにおいを取る方法として、家庭用の洗剤をよく薄めたものを吹きかけてから、固く絞った雑巾で水ぶきしてください。
壁やクロスの種類によってはできないものもあるので、始める前には目立たない場所へテストで吹きかけてみてください。
そして、タバコのにおいを取るためには、エアコンの掃除もとくに効果があります。
店舗で売っている「エアコン用のスプレー」を、エアコンに噴射することでにおいを取り除くだけでなく、エアコンの動作もよくなる可能性があり、冷房などの動きもアップします。
掃除をした後は、アロマやお香、芳香剤や空気清浄機を使うことでタバコのにおい軽減の効果はあがるでしょう。
ペットのにおい対策
実はペットのにおいも内覧時に気になるポイントとしてあがってきます。
ですので、ペットがよく使用している「布製品」などに関しては、一度漂白剤を使用して洗濯をすると、においが軽減されるでしょう。
それでもにおいが強くて取れない場合は、新しいものに交換すると良いかもしれません。
カビのにおい対策
カビのにおいも気を付けなければいけないところです。
カビというのは、22度から25度の室温で60%以上の湿度があるところで発生するといわれています。
カビ対策の一番の対策は「換気」が大事になってきます。
浴室のタイルの隙間やゴムパッキンなどの目立つ場所は、市販されているカビ洗剤を使用します。
壁を清掃する場合は、ティッシュペーパーなどに洗剤を付けて、貼り付けておくと洗剤が下に流れないのでおすすめです。
カビ用洗剤を使用する際には、換気を徹底して、手袋をはめるようにしましょう。
自宅を高く売るために照明を使うコツとは
内覧時に部屋のなかが薄暗いと購入意欲が下がってしまうかもしれません。
たとえば、日当たりの悪い部屋でも間接照明を設置するなどの工夫をすることで、内覧希望者に好印象を与えることができるでしょう。
ポイントとしては、背の高い間接照明を設置することで、部屋全体を明るくすることが可能で、部屋を大きく見せることができるでしょう。
照明を1つ設置するだけで、薄暗い部屋の印象も大きく変わるはずです。
内覧時に重要な場所は玄関ですので、ドアを開けた際に目に入るところに照明を置いておくだけで好印象を与えることができます。
なぜかといいますと、玄関を開けて照明があると明るいほうへ意識がいくので、日当たりという点に目が向きにくくなるため、一種のカモフラージュとして効果が期待できます。
照明の電源は常に入れておいて、内覧の際にブレーカーをあげたらすべての照明がつくようにセットしておくのも大事なポイントです。
照明は暖色系の色を使う
カーテンなどのインテリアを少し工夫するだけで、かなり部屋の雰囲気を明るくすることが可能です。
まずはカーテンの色を明るい色にして、暖かい印象を持たせるために暖色系にすることをおすすめします。
また、それに合わせて照明も暖色系の暖かい色にすることで、明るく温かみのある印象を与えることができます。
リビングには鏡を設置して、採光を利用するのも効果的で好印象になるでしょう。
鏡を置いておくと、部屋を広く感じさせることができて、自然の光を鏡の工夫で、光を取り込み部屋を明るい印象に変えることができるでしょう。
照明器具の電球切れには注意が必要
いざという時に、電気がつかないなんてことがないように気を付けるのが大事です。
内覧の時に、電球切れのため薄暗い状態で内覧をおこなうことのないように、前もって電球が切れていないかの確認をして、内覧直前にも必ず確認を怠らないようにしましょう。
電球切れだけでなく、備え付け機器の故障などの不具合がないかどうかを知っておく必要があります。
万が一内覧時点で故障している場合は、正直に開示するほうが良いでしょう。
後から故障していることを知ってしまった場合は、大きなトラブルにつながる可能性が高いので、修理をするなどの対策を立てておきましょう。
まとめ
まだ居住しているかつ荷物が残っている状態で、自宅を高く売るようにするには、清掃と換気、そして照明をうまく使用することで内覧希望者に好印象を持たせることが可能です。
本記事のポイントを踏まえて、万全の体制で受け入れることができるようにしましょう。
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