今回は、空き家を有効活用する手段として近年注目度が高まっている「空き家のリフォーム・リノベーション」がテーマです。
空き家をリフォームやリノベーションすることにはどんなメリットやデメリットがあるのか、さらに気になる費用の目安や補助金制度についても見ていきますので、空き家を所有している方はぜひ参考にしてみてください。
空き家のリフォーム・リノベーションのメリットとデメリット
空き家をリフォームやリノベーションすることのおもなメリットとデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
メリット
●劣化した建物をリフォームやリノベーションできれいにすれば資産価値の増加につながる
●印象が良くなり買い手や借り手がつきやすくなる
●空き家の犯罪被害や崩壊などのリスク軽減が図れる
デメリット
●リフォームやリノベーションのための費用がかかる
●1981年より前に建築された旧耐震基準の建物の場合、耐震補強が必要になる可能性が高く、その費用もかかってしまう
空き家のリフォーム・リノベーションにかかる費用の目安
空き家をリフォームする際にかかる費用の目安というのはぜひとも知りたいところですが、これは「リフォームやリノベーションを部分的にやるのか、総合的にやるのか」で大きく異なってきます。
総合的なリフォームやリノベーションをした場合、戸建てなら1,000万円を超える費用がかかることも少なくありません。
部分的なリフォームやリノベーションであっても「ユニットバスの入れ替えだけでも50~150万円程度かかる」「耐震補強だけでも50~200万円程度かかる」といったことを考えると、最低でも数百万円はかかると考えておいたほうが良いです。
空き家のリフォーム・リノベーションに使える補助金制度
空き家のリフォームやリノベーションの内容によっては、補助金制度を活用できる場合があります。
おもな補助金制度の概要をご紹介します。
●長期優良住宅化リフォーム推進事業:既存の戸建住宅やマンションの性能向上を目的とした優良リフォームに対する補助金制度
●高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業:高性能な断熱材や窓などの高性能建材を使った断熱改修で、一定の要件を満たしている場合
●ZEH支援事業:既存の戸建住宅をZEHへ改修し、一定の省エネ効果が認められると判断された場合
まとめ
今回は空き家のリフォームやリノベーションについて解説しました。
費用はどうしてもかさみますがメリットも大きいですし、さらにリフォームやリノベーションの内容によっては補助金が受けられる場合もあります。
空き家の扱いに困っている方は、ぜひ前向きにリフォームやリノベーションを検討してみてください。
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