たくさんのルールに基づいた取り引きが求められる不動産売却。
不動産売買に関する基本的な知識があると、もっと安心して不動産売却をおこなうことができるようになります。
この記事では、不動産売却前におさえておきたい固定資産税評価額について、説明していきたいと思いますのでぜひ参考にしてください。
不動産売却で知っておきたい固定資産税評価額とは?
不動産売却の前には、知っておきたい知識がたくさんあります。
とくに、売却を検討している不動産の相場が知りたいときなどは、固定資産税評価額をきちんとチェックしておくと良いでしょう。
そもそも固定資産税評価額とは、固定資産税の税額を決める際や、不動産取得税の算出の基準となる評価額のことです。
固定資産税評価額は市区町村が発表するものですが、一般的に土地の売買では、固定資産税評価額の6〜7割がおよその実勢価格となるとされています。
不動産売却時の固定資産税評価額の計算方法とは?
建物の固定資産税を知りたいときは、「固定資産税評価額×税率(標準税率1.4%)」で計算することができ、土地(住宅用地に限る)の固定資産税を知りたいときは、「固定資産税評価額×特例率=課税標準額」で計算が可能です。
固定資産税評価額を調べる方法としては、課税明細書、固定資産課税台帳、固定資産評価証明書などが有効となるので覚えておきましょう。
不動産売却に役立つ固定資産税評価額以外の不動産評価額とは?
実は、土地や建物などの不動産売却に役立つ固定資産税評価額のほかにも、不動産の評価額にはいくつかの種類があります。
たとえば、不動産の相続税や贈与税が知りたいという場合は、固定資産税や固定資産税評価額ではなく、相続税路線価を参考にするのが一般的です。
相続税路線価は、地価公示価格、売買実例価格、不動産鑑定士による鑑定評価価額などを参考にして決められ、国税庁が公開している「路線価図・評価倍率表」で確認することができます。
また、土地売買の指標となる公示地価と基準地価は、国土交通省の「土地総合情報システム」のなかにある「地価公示・都道府県地価調査」で確認が可能です。
しかし、不動産売却の前により確かな実勢価格が知りたいという方は、やはり一度、売却予定の不動産の査定を専門家に依頼するのがおすすめです。
まとめ
はじめての不動産売却にはわからないことがたくさん。
専門用語も多いため売却を検討中から不安に感じる方も少なくないのではないでしょうか?
不動産売却をご検討の際は、今回ご紹介した固定資産税評価額に関する記事を参考にしていただければと思います。
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