初めてマイホームの購入をする方は、どの保険に加入すればいいかわからない方も多いと思います。
家を購入したときに加入できる保険はたくさんあり、加入する保険によって補償も変わってくるので、保険の種類と加入するメリットを把握しておきましょう。
この記事では、家を購入する際に加入したほうがいい保険と、加入によるメリットをご紹介しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
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家を購入したときに加入できる保険は、大きく3つあります。
それぞれの保険を解説していくのでみていきましょう。
住宅購入時に加入できる保険
住宅を購入したときに多くの方が加入しているのが「火災保険」「家財保険」「地震保険」の3つです。
この保険のなかで一番重要なのが火災保険で、この保険ひとつで幅広い災害やトラブルに対応することができます。
そして、火災保険では補償できない部分を家財保険や地震保険で対応するのです。
ですので、この3つの保険に加入すればほとんどの災害から家を守ってくれます。
補償の内容も充実しており幅広い補償を受けられるので安心です。
火災保険
火災保険は、3つの保険の中で一番重要な保険となります。
保険の名前が火災保険なので、火災による被害しか補償が出ないと思っている方が多いですが、火災以外にも多くの災害に対応してくれます。
補償が出る項目としては、「台風」「落雷」「水害」「建物の破損」など自然災害以外のことにも対応しているため、非常に安心できる保険といえるでしょう。
また、保証内容は各家庭ごとに細かく設定することができ、災害が多い地域であればより分厚い補償を受けられるよう設定することができます。
ですので、家を購入する際は火災保険の内容をしっかり把握して契約をすることをオススメします。
火災保険の保険料相場は、5年契約で4〜6万円、10年契約で10万円前後と契約する年数が長くなれば安くなるようになっているので覚えておきましょう。
家財保険
家財保険は家具や家電、衣服など生活に必要なものが破損または焼失したときに補償が出る保険です。
この補償は、火災保険に含まれていると思っている方が多いですが、火災保険のオプションとして別に契約するか、家財保険とセットになっている火災保険を契約しなければいけません。
火災保険で保証されるのは、建物及び扉や車庫といったものだけなので、家具や家電、衣服などを守りたい方は家財保険に入る必要があります。
また、家財保険料の相場は年間で3000〜1万円ほどとなっているので、負担にならない方は加入しておくと安心です。
地震保険
地震保険は、地震によって被害がでたものに対して補償がおこなわれる保険です。
補償内容としては、地震による建物の倒壊や地盤沈下、火災や津波といった地震を原因としておきた災害すべてに対して補償がおこなわれます。
この保険で補償される金額は、火災保険で補償される金額の30〜50%前後となっているのでこの点は覚えておきましょう。
また、地震保険は基本的に火災保険とセットで契約することになっているので、別途で契約する必要はありません。
もし、地震保険を契約したくないという方は、火災保険の契約時に申告すれば地震保険だけを契約内容から外すことができます。
火災保険の保険料は建物の構造により変化しますが、年間1.5万円〜3万円前後が相場となります。
家を購入したときに加入が必要な保険
保険への加入は任意だと思っているかもしれませんが、家の購入方法によっては、加入が必須となる場合があります。
加入が必要なケースをご紹介しますので参考にしてください。
住宅ローンを組んだ際は保険への加入が必要
住宅ローンを組んで家を購入する場合、ほとんどの金融機関で火災保険への加入が必要となります。
もちろん、金融機関によっては火災保険に加入する必要がないところもありますが、最近ではほとんどの場合で火災保険への加入が求められます。
また、ローンを組まず現金で家を購入する方は、金融機関からの借り入れがないため火災保険への加入は任意でおこなってください。
なぜ火災保険への加入が必要なのか
金融機関が加入保険への加入を求める理由は、ローン契約者を守り融資したお金を回収するためです。
住宅ローンの返済中に家が火災になってしまった場合でも、住宅ローンの返済がなくなることはありません。
ですので、債務者は新たな住居で生活するための費用と、残った住宅ローンとで二重の支払いが必要になります。
しかし、二重の支払いを続けることは現実的ではないので、こうなったときの保険として火災保険の加入をすすめるのです。
保険に加入していれば保険金が出るので、生活費と住宅ローンの返済もどうにかおこなえるようになります。
保険によって補償されることで、債務者は生活を守りつつローンの返済も継続できるため、金融機関では火災保険の加入が条件となっているのです。
保険に加入するメリット
火災保険に加入するメリットは、大きく4つあります。
それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。
家が火事になった際に補償を受けられる
火災保険の一番のメリットは、家事が起きたときに補償を受けられる点です。
念願のマイホームを購入しても火災が起きてしまっては、住宅ローンだけが残ってしまい非常に辛い生活を送ることになってしまいます。
とくに火災などは、気を付けていても起きてしまうことなので、保険に加入しておくことで非常に安心して生活ができます。
また、放火によって火事になった場合でも補償を受けることができるので、保険に加入するメリットは非常に大きいといえるでしょう。
家財補償を受けられる
火災保険と一緒に家財保険に加入しておくことで、火事により家財が焼失しても補償を受けることができます。
隣家からの火事で家や家財が焼けてしまったときでも補償を受けることができるので安心です。
火災や自然災害の補償と比べると小さな補償かもしれませんが、生活に必要なものを補償してくれるのでこれもメリットといえます。
自然災害に備えることができる
日本に住んでいる以上、自然災害からは逃れられないのでそれに備えることができるのは大きなメリットといえます。
地震や台風、大雨や落雷などは、人間がいくら気を付けていても防ぐことはできません。
また、近年ではその自然災害の頻度も増加傾向にあるので、火災保険に加入しておくことで精神的にも安定するでしょう。
自然災害にあって住宅ローンだけが残ってしまうと、その後の生活も崩れてしまうので、そこに対する補償は大きな存在といえます。
災害以外の被害にも対応してくれる
火災保険は、災害以外でも補償が出るのが大きなメリットです。
長期間に渡って家に住んでいると、予想もできないような事故や事件にあう可能性も十分にあります。
たとえば、建物に泥棒が侵入して窓を壊したり設備を盗んでいったときでも、火災保険に加入していれば補償を受けることができます。
さらに、室内で水漏れをしてしまい建物に被害が出たときでも補償を受けることができるのです。
自分に非があるときでも補償してもらえるのは、大きなメリットといえるでしょう。
まとめ
家を購入する際に加入したほうがいい保険の種類と保険加入によるメリットを紹介しました。
保険についてあまり知らない人もいますが、生活を守ってくれる重要なものなので、しっかり理解して契約をおこなうようにしましょう。
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