ライフスタイルに合わせて、家もダウンサイジングしたほうが良いと言われているのは知っていますか?
家のサイズを小さくすることで、住環境も整ったり暮らしも充実するというメリットがあります。
「まだ子どもが小さいので私たちには関係ないかな」という方も、将来のために検討してみてはいかがでしょうか。
本記事では、買い替え理由や向いている方をご紹介しています。
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弊社へのお問い合わせはこちら家のダウンサイジング!買い替えを検討する理由はなに?
みなさんは、「ダウンサイジング」という言葉を聞いたことはありますか?
ダウンサイジングとは、ひと言でいうと今住んでいる家よりも小さな家に住み替えることを言います。
分かりやすくいえば戸建てからマンションへ変わることです。
近年、このダウンサイジングが注目されています。
その理由は一体何なのでしょうか?
子どもが独立した
一番多い理由が「子どもの独立」です。
子どもたちが大きくなり家を出たことで、これまで狭いと感じていた部屋が広く感じるようになります。
子どもがいるときはスペースがあるほうが過ごしやすかったリビングも、夫婦2人だけになるとだだっ広く掃除が大変ですし、子ども部屋も使わなくなるとどうしても無駄になってしまいます。
このように、子どもが独立し家を買い替える方を理由とする方は少なくありません。
老後の終活のために
子どもが独立し広くなった部屋で伸び伸びと過ごすのも良いですが、今後は終活に向けて不要なものを処分していかなければいけません。
最近は30代40代から終活をはじめる方もいると言いますから、老後に備えて家を買い替えるのはメリットにもなるでしょう。
車の運転をしなくなった
車の運転をしなくなり、手放すタイミングでダウンサイジングする方も少なくありません。
子どもが小さいうちは必要だった車も、独立すると運転する機会がグンと減ります。
また高齢になると免許返納しなければいけなくなりますし、それなら徒歩圏内であちこちアクセスできる立地に家を買い替えるほうが住みやすくなるでしょう。
車による事故も防げますし、良いこと尽くしです。
家の老朽化
戸建ては、だいたい20年経つと老朽化が目立つようになると言われています。
そのため、定期的にメンテナンスをしないと住み心地が悪くなり多額の費用がかかってしまいます。
それを考えると、マンションに買い替えたほうがメリットになります。
家のダウンサイジング!買い替え先としてマンションが人気
ひと口にダウンサイジングの買い替えといっても、方法はさまざまです。
ここでは、夫婦2人なら1LDKなどのマンションでも十分生活できること、また自宅の売却価格で買い替え可能なことなどを解説します。
夫婦2人に適したマンションの広さ
子どもがいるときは戸建てや子ども部屋を考えた間取りが必要ですが、夫婦2人になると居室1~2つでも十分ゆとりのある暮らしができます。
そのため戸建てからマンションへ住み替える方も少なくありませんし、1~2LDKでも満足でしょう。
広さの目安は、50~65㎡程度になります。
都市居住型誘導居住面積水準の2人世帯が55㎡と言われていますから、前述した広さでも問題ありません。
ただ生活に必要な広さは個人差がありますので、1人1部屋は必要という方はもう少し広い物件がおすすめです。
あくまで「目安」と考えておいてください。
他にも、バリアフリー化や家事動線、生活動線を考慮して探すのも良いでしょう。
便利な立地が多い
マンションは戸建てよりも駅近や徒歩圏内に買い物環境が整っているなど、便利な立地条件のところが多いと言われています。
そのため、狭い戸建てに引っ越すよりも1~2LDKのマンションに引っ越したほうがメリットが増えます。
とくに年を取ると行動範囲が狭くなりますから、より近くにいろんなお店がある立地のほうが生活しやすいでしょう。
ちなみに、60歳以上の方が生活するうえで重視する点は、駅近以外にも以下のようなことが挙げられます。
●交通の便が良い
●商業施設が多い
●閑静な住環境
●通勤しやすい
●以前住んでいたエリア
自宅の売却価格で買い替えができる
1~2LDKなどコンパクトな間取りであれば比較的安く買い替えできるため、自宅の売却価格で購入できます。
もちろん都心部と田舎では大きく変わってきますが、田舎であればとくに売却価格をマンションの買い替えに充てることができやすいでしょう。
ただ、ダウンサイジングによる買い替えは、老後のことも考えて資金計画する必要があります。
売却価格で抑えたいからと安い物件を選んでしまうと失敗してしまう恐れがありますし、だからといって売却価格をすべて買い替えに充ててしまうと老後に支障が出てしまうかもしれません。
ですので、将来を見据えて考えることが大切です。
家のダウンサイジング!買い替えに向いている人の特徴
老後に備えてダウンサイジングするのが良いと言っても、やはり向いている人と向いていない方がいます。
そこでここでは、どんな方が買い替えに向いているかご紹介します。
老後を充実させたい
老後は足腰も弱り、戸建ての広さでは移動が億劫に感じたり家事も大変です。
少しでもライフスタイルを充実させたいのであれば、やはりダウンサイジングがベストでしょう。
そもそも、生活は年齢とともに変わってきます。
子どもがいるうちは子どもを優先した暮らしを、子どもが独立すると老後に備えた暮らしに切り替わります。
実際、子どもが独立したタイミングでマンションに住み替える方は少なくないと言いますから、老後を充実させたい方はひとつの提案として検討してみると良いでしょう。
住宅ローンが完済している
ただ、老後に向けてすべての方がダウンサイジング向いている人ではありません。
注意してほしいのは「住宅ローンが完済済み」ということです。
ローンが残っているのにマンションへ移り変わるのは、余程金銭的に余裕がないと負担なってしまいます。
また住宅ローンは年齢が上がるにつれて組みにくくなります。
ですので、できれば50代のうちに決定したほうが安心して生活できます。
この2つの条件をクリアしている方は、ダウンサイジングが向いている人といえます。
免許返納している
もちろん、60代でもマンションへ住み替えすることは不可能ではありません。
あくまで50代のほうが住宅ローンも組みやすくスムーズに購入できますが、審査に通過すれば60代でも70代でも住み替えは可能です。
ただし70代でダウンサイジングを検討している場合、免許返納している方のほうが向いています。
というのも、車を運転している方が駅近など交通の便が良いエリアに引っ越しても利便性はそれほど感じにくいからかもしれません。
60歳以上の方が生活で重視することに「駅近」が上位にきていますが、それは免許返納も大きく関係しているでしょう。
ですので、車を持っていない・免許返納している方も向いている人と言えます。
資金計画がきちんとできている
住み替えは、すぐにできるものではありません。
そのため、老後に向けて40代から少しずつ資金計画を立てておくと、50代を迎えたときにスムーズに進めることができます。
また、先ほども述べたように住宅ローンは完済していることが大切です。
住み替えといってもお金はかかりますから、家の購入にかかる資金と生活資金を合わせて、ある程度の金額をしっかり準備しておきましょう。
早めの計画が吉になります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ダウンサイジングの買い替えには、戸建てよりもマンションが適していること、また向いている人と向いていない方がいることが分かりました。
現在子どもが小さい方も、将来のことを考えて今から計画を立てておくと良いかもしれません。
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